講師より講座のご案内

当山住職 濱野文雄 (ハマノフミオ)


ご挨拶 〜 講座開設に当たり 〜

最近、私たちの住む環境が悪化の状態へと進んでいる気がします、人の心もそれに合わせたような方向へと、変わりつつあるような気がします。
生活レベルの格差は物の価値判断を狂わせ、金儲けだけの亡者を生み、その昔、人でなしと蔑(さげ)すまれた様な輩が闊歩する時代、人らしい心を失い我欲に捕らわれ醜さむき出しの生き方をしても、それが「恥ずかしい事だ」とは思わない、「恥」と言う言葉が存在しない、その様な世界で生きてしまっている人を見受けます、寂しい限りです。

でももっと悲しい事は、それは正しい事では無いと思いつつも(自分がその様で無ければ良い)と決め込み、無関心を装い自分の城に閉じ籠もってしまう者の何と多いことでしょう、仏様に救って欲しいのは、むしろこんな人達ではないのかなと思います。

数多い仏様に観音菩薩が居られます、なんともお節介で、人の思いなど何処吹く風、裏切られても無視されても、必ず仏心を人の心に植え付け、求める者は皆悉く救ってくださる仏のような方?、、、いや「仏様」です

その観音様の「み教え」を、当山所蔵の経典「普門品―絵入り観音経」を本(もと)にその絵に秘められた仏の真(まこと)の教えを、じっくりと見つめながら、私達が今、「人らしく生きる」為の指針を明らかにしたいと思っております

合掌        開善院 住職 濱野文雄




 

 

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観音曼荼羅図






観音曼荼羅(カンノンマンダラ)



曼荼羅図とは仏の世界の学校のようなものです、この観音曼荼羅では阿弥陀様が校長先生、六観音菩薩が担任の先生、三十三観音が生徒と思ってください、生徒といっても観音様、日々の勉強が私達を救うことであり悟りに導く事です、観音様の変現自在な動きの中にその救いのご様子を感じて頂ければと思います


参考資料 
・木造六観音(重文大報恩寺ー京都千本釈迦堂
・日本仏教の世界8(株)集英社刊より)

編集協力:真言宗御室派、横浜正法院住職友繁照純僧正

講座では他にも多数の経典や仏像などを参照いたしますが、順次講座の進行と同時にご追ってご紹介いたします

当講座における経典の訳注は(株)岩波書店発行 / 法華経下(全3冊)訳注者 / 坂本幸男 岩本裕」を使用

 

普門品―解き明かされる観音の世界
全四部構成
     
  ○第一部-救いの仏 観世音菩薩 全18回
  ○第二部-普門を明かす、三十三身十九の説法 New!! 全21回
  ○第三部-念彼観音力「信じる力」 全20回
  ○第四部-延命十句観音経 全2回




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