浄土宗21世紀劈頭宣言
浄土宗は、21世紀を迎え、すべての人びとの幸せを願って、ここに宣言する
愚者の自覚を 家庭にみ仏の光を 社会に慈しみを 世界に共生(ともいき)を
「浄土門は愚癡に還りて極楽に生ず」「智者のふるまいをせずして、ただ一向に念仏すべし」が、法然上人の教えの到達点であった。
ここには、なによりも自らのいたらなさを見つめる「愚者の自覚」があった。
この人間観こそ、21世紀の諸問題を解決する出発点である。
(浄土宗ホームページ、 21 世紀劈頭宣言、法然上人の心を世界へ、より抜粋)
「法然上人絵伝―巻八、第八段部分」京都、知恩院所蔵(写真3)
法然上人の高徳を慕う人々がみた様々な瑞夢のなか、上人様が外にお出になった所、天から美しい童子たちが降臨して、法然上人の回りを取り囲んでおられる夢が描かれていますそこには自性清浄(第9回七難の五、悪鬼の難)そのままの御心の法然上人であるからこその教え「愚癡に還る心」が伝わってきます。
資料:
(写真 3 ―続日本の絵巻2法然上人絵伝2−中央公論社刊)