*文中の下線が引いてある単語にカーソルを合わせるとフリガナや注釈が見れます

若し衆生ありて婬欲多からんに、常に念じて観世音菩薩を恭敬せば、便ち欲を離るることを得ん。

愛欲にる者たちでも、観音菩薩の名を称え恭敬即ちうとき、愛欲の心は無くなると、教えています。

性欲は人間に自然に備わった生理現象です、それに欲をつけて呼ぶのもおかしなものですが仏教では人の欲心を起こすものとして、財欲、色欲(性欲)、飲食欲、名欲、睡眠欲を上げている、どれもが生きて行く上でそれなりに必要ですが、他の生き物達は生きるに足りる分で満足し生きている、しかし人間はそれだけでは満足せず、我欲に囚われ自己満足の為には人同士のルールを無視してしまい、愛欲に溺れ家庭を壊し、暴力で性欲だけを満足させたりと際限のない欲望のとりこになってしまいます、この故に仏教では欲という字をはめて戒めている、しかし決して禁欲を強いるだけではなく、男女の契りが、人としての幸せや喜びを得、やがては仏道に通じるものである事を教えています。

その良き導きが仏道であり、観音様の教えがある

 




写真1





一口豆知識  〜仏道修行―八正道〜 

 

 

仏道修行は人生の四つの真理「苦諦くたいー人生は苦であることを見極める」、「集諦じったいー苦の原因を見極める」、「滅諦めったいー苦を滅し、訪れる幸せの世界を見極める」、「道諦どうたいー八正道が苦を滅する為の道(修行)であることを見極める」ことでありその真理を見極めるために八正道の実践がもとめられる

八聖道とは悟りに至るための基本的な八つの実践法で、正見(正しい見解)、正思惟(正しい思考)、正語(正しい言葉)、正業(正しい行為)、正命(正しい生活)、正精進(正しい努力)、正念(正しい億念)、正定(正しい精神統一)の八つをいう

 

 

 


 
 
〜 〜余慶の扉〜 〜

 

人もまた他の動物と同じく種の保存と人類の発展の爲の性欲はあります、結婚し夫婦の営みのなかで家庭を作り子供を育てる事でその大きな目的は達成されますが、そこにはお互いを尊敬しあう心の存在が大切です、又、男性も女性もそれぞれ自由に生きる権利を持っていますが、相互の理解ある営みの中で生きて行く活力を得る事も一つのライフスタイルとして市民権を得ています。


家族

人生をすごす中、個々の価値観は様々ですが、全ての人が生きて行くには互いに相手を思いやるやさしさが大切です、その心が在れば決して欲望の虜(とり)こになることはありません、信仰心はその思いやる心を育ててくれます。

 





       
 

 




本講義で使用しております文章、画像などの転載や引用など一切を禁止します。



Copyright(c) 2005 Kaizenin.Com All Rights Reserved.