経文にある「夜叉、羅刹」は悪鬼の総称で人に害を及ぼしたり、人を食べたりする鬼ですが仏教上で夜叉は悪人を食べますが善人は食べることは無くむしろ守ってくれる鬼神として毘沙門天に付き従う仏法護持の神です。
最近、節分の豆まきの時「我が家に鬼はいない、だから鬼は外などは言わず、福は内とだけ言って豆をまきます」と言ってる人をよくみます。 なるほどあんな恐ろしい形相をした鬼がその家にいるとは思いませんが「福は内、福は内」と叫んでいるその福とは何でしょうか、もし自分の幸せを願うのであれば、まず常に自性清浄を保ち、過分な幸福の追求などせず、全てのものを分かち合い、全ての人々の幸せを願ってください、周囲の人々が幸せになれば必ず自分も幸せになっています。
「鬼は外、福は内」と叫び豆をまくのは邪気を祓う「自浄其意」の叫びでもあります。