観世音菩薩についてお話いたします。
釈迦の言葉に、弟子の無尽意菩薩は立ち上がり師の前に進み両手を合わせ仏(釈迦)に向かい「なぜ観世音菩薩と言うのですか」と尋ねました(写真2)、菩薩は座より立ちて、とは正(まさ)しく、その求道の決意の程を表す姿です。
立ち上がって先生の前に進んでいき、質問する、そんな生徒がいたら先生はどんなにか嬉しいでしょうか、そのぐらいの意気込みで勉強したいものです。
「たたけよさらば開かれん」とはキリストの教えですが、何事に於いても積極的に努力する姿勢が必要です、禅宗の開祖達磨大師に教えを請う慧可は自らの腕を切り落として求道の決意を示し弟子となりました、人の道を歩むには確(しっか)りと聞かなければならない事があるのです。
無尽意菩薩は大勢の聴衆、他の弟子達と共に立ち上がりその教えを希(こいねが)ったのです。
「世尊よ、私たちに観世音菩薩のことを教えてください」と! |