第十九回-天龍八部衆身を説く

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(写真1)


まさに、夜叉乾闥婆阿修羅迦楼羅緊那羅摩睺羅迦非人等の身 をもって得度すべきものには、すなわちみなこれをじて、ためにき。

現代語訳

また、夜叉乾闥婆阿修羅迦楼羅緊那羅摩睺羅迦 そして人間の姿を見ることによって救われるものには、ただちにそれらの身を現わして、その人びとのために法をとき。

人非人とはもともとは人間に似ているが人間でないものの意で、天、龍、夜叉、乾闥婆、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、摩睺羅迦、すなわち仏法を守護する八部衆の総称である。
観音菩薩は時に邪悪なものや悪神に姿を変えてでも人々を救ってくださるのです。

「 毒を以って毒を制す」 です。

 

天身-- 天界にすむ仏法を守る守護神。三十三身の第二十五身。

龍--蛇に似た鬼神の一つでその長である龍王は、雨を降らせ大地に豊作をもたらす神。三十三身の第二  十六身

夜叉-- 人を傷つけ喰うなど、暴虐きわまる悪鬼であるが毘沙門天の眷属にして、悪人を喰うが善人は     助けるともいわれる。三十三身の第二十七身

乾闥婆
(写真1-2)-- インド神話における半神的存在、神々の飲料であるソーマ酒を守る、帝釈天に仕えて音楽を奏でる、三十三身の第二十八身

阿修羅(写真1-3)-- 鬼神の一種、釈尊を守護する役を担っている。三十三身の第二十九身

迦楼羅(写真1-4)-- インドにおける伝説上の巨鳥、四天下の大樹に住し、龍を常食するという。三十三身の第三十身

緊那羅(写真1-5)-- 人非人と訳される事がある、インド神話の半神的存在、美しい歌声を持つ天の楽師三十三身の第    三十一身

摩睺羅迦(写真1-6)-- 大蛇、大うわばみの意味で蛇神のこと。三十三身の第三十二身



童男、童女身を説く

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一口豆知識  〜 馬郎婦觀音   〜 

 


「龍頭觀音(りゅうずかんのん)」

三十三觀音の一

雲上で雲に乗る姿にあらわされる。龍は風雲,雷電を起こし、雨を降らせる獣中の王であると信じられ、中国において著しく発達を遂げた空想的霊獣。これを觀音の威徳にたとえたもの。

 


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〜 〜浄土衆歳時記〜 〜

「夏至(げし)」とは二十四節気の一つ

暦の上からは仲夏、旧暦では五月にあたります。 またこの日(六月二十一日頃)は一年で最も昼間が長く、よるが短くなる日となり、冬至とは全く逆になります。

夏至とは夏の真ん中という事になりますが、ちょうど梅雨の時期に当たり、実際にはこれから暑くなってゆくことになります。

入梅のころは各地の寺院では、庭園に紫陽花を植えて、花見、句会などが行われます、月末頃には各社寺で夏越絵がおこなわれ、七難即滅、七福即生が祈願されます。また、京都では水無月という和菓子を食べます。宮中へ氷室の氷を献上した名残です。



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