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まさに比丘、比丘尼、優婆塞、優婆夷の身をもって得度すべきものには、すなわち比丘、比丘尼、優婆塞、優婆夷の身を現じて、ために法を説き
現代語訳
比丘、比丘尼、優婆塞、優婆夷の姿を見ることによって救われる者には、ただちに比丘、比丘尼、優婆塞、優婆夷の身を現わして、その人びとのために法を説き
*比丘は男僧の事で観音三十三身の第十五身
もともとは乞食(こつじき)する男性のことで、ふつう二百五十項目の戒律(具足戒)を受けた男性の修行者
*比丘尼は尼(に)僧の事で観音三十三身の第十六身
比丘同様乞食する女性のことで三百四十八項目の戒律(具足戒)を受けた女性の修行者
*優婆塞は観音の三十三身の第十七身
清信士、近事男、善宿男などと漢訳する、男性の在俗の 信者のことで、一定の戒律を守りながら出家者を支援し、出家者より教えを受ける男性
*優婆夷は観音三十三身の第十八身
清信女、近事女、善宿女などと漢訳、優婆塞同様、出家者に使え、その教えを受ける女性
これらは四衆といい四種類の信徒という意味です。仏教教団の中の出家者と在家の人びとの事で、出家となるには男女共に具足戒という戒律を守らなければいけないし、在家(一般社会)にある者も信者は五戒、や八戒などの戒を守らなければいけない
これは単純に戒律をまもれば良いと言うだけでなく、人間社会にも守るべき規律、ルールというものが在る事を教えているのです。
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