「卯月」(うづき)旧暦で四月のことを卯月と呼びます。
「奥義抄歌学書、藤原清輔(1104〜77)著、平安時代後期の歌人」に
卯の花さかりにひらくゆえに、うの花つきというをあやまれり
とあって、一般には「卯の花月」の略とされています。
卯の花は空木(うつぎ)の花のことで五、六月に花を咲かせます。
また、一説では、十二支の四番目の卯の月であるとか、苗植え月の転訛したものであるともいわれています。 また異称としては余月、陰月、仲侶、小満などともよばれています。
この頃(四月五日)は清明(二十四節気の一つ)で暦の上では晩春となり旧暦では三月節に当たります。
清明は「清浄明潔」の略とされ、春先の生き生きした様子をあらわし、桜や草木が花をさかせはじめます。 浄土宗ではこの四月の初め東京芝の増上寺をかわきりに月末にかけて各大本山で浄土宗元祖 法然上人のご命日法要御忌大会(ぎょきだいえ)が行われます