(写真1)
まさに長者の身をもって得度すべきものには、すなわち長者の身を現じて、ために法を説き
長者の姿を見ることによって救われるものには、ただちに長者の身を現わして、その人びとのために法を説き
「長者身観音三十三身の第十一身、年長者、有徳の人、身分の高い人のこと。
仏教を支援する長者も多く、仏典にもたびたび登場する、長者が富豪を意味するのもこれによる。
一般的に長者というと、富豪、お金持ちとされ羨望の的ですが、真に長者とはその中に仏教を支援される方もあるように、得た財産は金品、地位や名誉を含め、志を同じくする多くの人の協力、努力の賜物であることに常に心がけ、互いを敬愛する心を持ちその利益を社会に還元し、時に率先して困難に立ち向かうものである。
その姿こそが人としての生を受けたものの真の姿である事を人びとに知らしめるとともに、「互いを敬愛」する事の大切さを説くものである。 ゆえに観音菩薩は時に長者身を現わし人びとを導く。
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