(写真1)
まさに毘沙門の身をもって得度すべきものには、すなわち毘沙門(びしゃもん)の身を現じて、ために法を説く
毘沙門の姿を見ることによって救われるものには、ただちに毘沙門の身を現わして、その人びとのために法を説くのである。
毘沙門天は、須弥山の第四層に住し、八大夜叉大将など無量の夜叉衆を率いて北方を守護する神。
常に如来の道場を護って法を聞くから、あるいは福徳の名が遠く十方に聞こえるから「多聞天」と名づけ、財福を授けるから「施財天」と称されるという。
この施財天からでしょうか、日本では七福神のひとりとして古くから信仰を集めていますが、ここでは仏道修行者を護っていただける神として説かれている。
仏法の浄域の東西南北を護る四天王とは「持国天、増長天、広目天そして多聞天(毘沙門天)」のことで、この四天王の内でも最も有力な神とされるのが多聞天、すなわち毘沙門天とされている。
古来、仏法の浄域を護るところから、武人に厚く信仰されている、武田信玄と戦った上杉謙信(1530〜1578)がこの毘沙門天(写真2−浄土宗慶事法要と祈願ー斎々坊刊より)を篤く信仰していたことは有名である。
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