第六回 -帝釈身を説く 十九説法の第五説法

 

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 まさに帝釈をもって得度すべきものには、すなわち帝釈じて、ために

帝釈の姿をみることによって救われるものには、ただちに帝釈の身を現わして、その人びとのために法を説き

帝釈身観音菩薩三十三身の第五身

帝釈天に同じ、佛法の守護神、仏教の説話によれば、もとマガダ国*婆羅門*、布施などの福徳で須弥山*に住む、「阿弥陀経」序に、説法する仏を囲む諸天大衆の中の釈提桓因がこの帝釈天である。


(浄土宗大辞典山喜房より)

 

*婆羅門(バラモン)--古代インドの階級制度の最高位司祭、僧

*マガダ国--古代、中インドにあり、頻婆娑羅王の治めた国

*須弥山--仏教上世界の中心、最高峰の山



 





写真1





一口豆知識  〜 葉衣観音   〜 

 

『 葉衣観音 (ようえかんのん)』
観音菩薩三十三観音の一つ

葉衣とは「パルナ樹の葉」をまとうシャバラ族の女性という意。

パルナ樹は別名パラージャーと呼ばれるハナモツヤクノキ(マメ科)の植物で波羅奢波羅と音訳される。
菩薩であった釈迦が人界に生まれ変わることを知った諸天が悲しみのあまり流した血の色がこの花の色とされている。

この観音は岩上に結跏趺坐*し帝釈天の身を現わすとされている。

*結跏趺坐---座り方の一つ、仏の座り方の基本で如来座、仏座ともいい、坐禅の正しい姿勢とされる

 

 


写真2
 
 

〜 〜浄土衆歳時記〜 〜

 
  この時期は立冬から小雪(二十四節気の一つ)に向かい暦の上では初冬となります。
「小雪」とは寒さが厳しさを増してくるものの雪はそれほど多くないところからいわれています。 いよいよ冬将軍も間近という感じのするころです。


山形県天童市にある仏向寺では十一月十七日開山忌が行われます。 この寺は弘安元年(一二七八)に良忠(浄土宗代三祖)門下であった一向俊聖上人が開基した寺で、時宗一向宗派の中本山として栄えた寺院として知られている。 その開山忌に行われる踊躍念仏は無形文化財に指定されています。


十一月二十三日は勤労感謝の日「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう」ことを趣旨として制定された国民の祝日です。

写真3「里の秋」八田正文氏撮影滋賀県野洲町三上(八田正文写真ステージ近江富士提供)


 






写真3(里の秋)


   

参考資料:
「観音経事典ー観音経事典編纂委員会編ー柏書房」より引用
「浄土宗歳時記ー田原照純・藤井正雄監修ー四季社」より引用

 




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