第四回 -声聞身を説く、十九説法の第三説法

 

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 まさに声聞をもって得度すべきものには、すなわち声聞の身をじて、ために

また、声聞の姿を見ることによって救われるものには、ただちに声聞の身を現わして、その人びとのために法を説くのである。

声聞身(しょうもんしん) 観音菩薩の三十三身の第三身

声聞とは仏の説教を聞いて、悟をめざすものとされ、前回の辟支仏と同様自己の悟に中心をおく聖者です。 その悟を得るために はかなりの高度な修行を必要とします。 精神的・肉体的な修行、学問的な研究、など等、とても他を省みる余裕がないのかも知れません。
  しかしその一途な姿に打たれて仏心を起こす方もあるでしょうし、さらには自利利他(自分自身の為の修行と他人の 利益を目的に修行すること)に目覚めさせていただける尊い仏身であります。

 





写真1





一口豆知識  〜 持経観音   〜 

 

持経観音」 観音菩薩三十三観音の一つ

岩の上に座し、右手に経巻を持っている、この経巻には如来の説法の内容がすべて込められており、声聞を教化する姿をあらわす


 

 


写真2
 
 

〜 〜浄土衆歳時記〜 〜

 寒路から霜降と秋の気配も深まってきますが この時期は戸外でスポーツに汗を流すに心地よさを感じる季節でもあります。

「体育の日」(十月第二月曜日)はスポーツに親しみ、健康な身心をつちかう事を趣旨として、昭和四十一年に制定された国民の祝日です。 東京オリンピックの開会式が昭和三十九年十月十日であったのを記念して制定されたものです。

 俳句の季語(冬)に「亥の子餅--いのこもち」がある。  陰暦十月の亥の日亥の刻(午後十時)に餅を食し、無病息災を祈るという中国の習慣が日本に伝わり(平安時代)、貴族から庶民へと浸透したものである、この風習は田の神(農神--稲作の豊穣を祈り祭る神)の祭日と「十日夜ーとうかんや--田の神が山に帰るといって餅をついて捧げたり、大根を田からあげてきた案山子にそなえてりする」と相俟って各地に普及した。一説にはこの餅がぼた餅(おはぎ)へと変化していったとされる。


浄土宗寺院では阿弥陀様の成等正覚法蔵菩薩としての修行がわれてお悟りを開いたとされる」の日として、秋の好季に十夜法要が行われます。


参考資料
(民俗学辞典[柳田國男監修]東京堂出版より写真3亥の子搗きを含む)

 






写真3亥の子餅



   

参考資料:
「観音経事典ー観音経事典編纂委員会編ー柏書房」より引用
「浄土宗歳時記ー田原照純・藤井正雄監修ー四季社」より引用

 




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