寒路から霜降と秋の気配も深まってきますが この時期は戸外でスポーツに汗を流すに心地よさを感じる季節でもあります。
「体育の日」(十月第二月曜日)はスポーツに親しみ、健康な身心をつちかう事を趣旨として、昭和四十一年に制定された国民の祝日です。 東京オリンピックの開会式が昭和三十九年十月十日であったのを記念して制定されたものです。
俳句の季語(冬)に「亥の子餅--いのこもち」がある。
陰暦十月の亥の日亥の刻(午後十時)に餅を食し、無病息災を祈るという中国の習慣が日本に伝わり(平安時代)、貴族から庶民へと浸透したものである、この風習は田の神(農神--稲作の豊穣を祈り祭る神)の祭日と「十日夜ーとうかんや--田の神が山に帰るといって餅をついて捧げたり、大根を田からあげてきた案山子にそなえてりする」と相俟って各地に普及した。一説にはこの餅がぼた餅(おはぎ)へと変化していったとされる。
浄土宗寺院では阿弥陀様の成等正覚「法蔵菩薩としての修行が酬われてお悟りを開いたとされる」の日として、秋の好季に十夜法要が行われます。
参考資料
(民俗学辞典[柳田國男監修]東京堂出版より写真3亥の子搗きを含む)