この図を少し説明致します。

図の下の方にある藁葺きわらぶきの家の中に、お念仏をしている人がおります。

 図の下の左端に邪鬼が三人描かれていますが、その邪鬼が、藁葺きわらぶきの家の中にいる人がお念仏を称えているのを見て、悪さをしようと思って近づいて行きます。
所が、阿弥陀仏には、お念仏をする人は必ず守るという誓いがありますので、すぐさまその念仏者を守るべくその藁葺きの家に行きます。すると、そのほかの仏さまや菩薩様、そして神様たちも一斉に、その念仏者を守るべく急行致します。それを見た邪鬼が、恐れおののいて急いで逃げて行く、というところの絵です。

そこの所を、弁栄上人様は「一心ニオ念佛スルトキハ、イツデモ、ドコニデモ、カヨウニ『大ミオヤサマ』ハジメ、ミホトケタチガ、ヨルモ、ヒルモ、マモリタマウテ、悪魔ヲ フテ下サイマス」と、お示し下さっております。

 

私のよく知っている小学校一年生の男の子が、家から遠く離れたところで友達たちと遊んでいたとき、夕立が来て、雷がゴロゴロ鳴りだしたものですから、みんなびっくりしてそれぞれの家へ逃げて帰りました。
その子も急いで家へ帰ろうとするのですが、遠いものですからなかなか家へはたどり着けません。そうこうしているうちに くなって泣き出したくなりました。その時、愚僧の言った言葉「怖いと思ったとき南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏とお念仏を えると、阿弥陀様が必ず守って下さるから、 くなくなるよ」を、思い出して、お念仏を えたら、怖くなくなったよ、と言ってくれました。依然として、雨はザーザー、雷はゴロゴロだったそうです。

 

 


阿弥陀経圖會の異本源空寺本の絵図
(前回11回分と共通)

このような実例はいくらでもあることです。

 皆さん、お念仏をお えしましょう。間違いなく阿弥陀様からお守りを頂くことです。

 


当該絵図
 



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