極楽浄土には沢山の宝石で飾られた欄干(らんかん)や羅網(らもうー網状の飾り具)、行樹(並木なみき)が在ります。
この絵図はその並木の巨木です。
枝と枝との間に宮殿(くうでん)が描かれていますがその多きさをご想像ください、子供のころ家の横手に大きな木がありまして、夏休みにはいつもその木に登り、遊んだり、枝と枝との間に机を作り、そこで勉強をしたものです、大変気持ちの良いものです。
それが七重に廻らされておりその七とは七菩提分(しちぼだいぶん)の七とされ、悟りを助けていただく七種類の働きをあらわしております。極楽は楽を極めた楽しみを受けるばかりでなく私たちが仏になる為の修行の場でもある事をこの絵は現しております。
極楽に行ってこられたもう一人のお方、福島県桑折町の善之丞というお方は、まさにこの絵の通りだといっておられます。
当該絵図
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