この絵は今から三千年ほど前、中印度の「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)」というところで、「お釈迦様(おしゃかさま)」が「舎利弗(しゃりほつ)様」をはじめ「お弟子(でし)」がたに、尊き(みおしえ)を、お説き下さる絵図です。


釈尊の御教えは請い問う者に解き明かされたものが多い中、この経典は、釈尊が多くの弟子達を集め、お心のままを解き明かしたもので、唯だ阿弥陀佛の極楽浄土の事のみを示し、専ら名号(南無阿弥陀仏)を唱えて、極楽浄土に生まれる事を解かれたものです。

当時の部族、釈迦族出身の尊者、釈尊と呼ばれていた、お釈迦さまはやがて仏陀(ぶっだ)「覚った方」と呼ばれ、釈迦如来、(しゃかにょらい)と呼ばれました、であればこそ、衆生を愍(あわれ)みたまう御意やるかたなく、遂に問う者を待ちたまういとまなく、ここに極楽浄土が初めて説かれたのです。

「極楽ってあるの?」
「阿弥陀仏という仏様って、本当に居られるのですか」

驚きと感激のざわめきの中、仏陀は
「ほんとうです」

慈愛に満ちたお顔で、静かに、しかし十方世界に響きわたるお声で説かれました。


当該絵図


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