仏様のお体から十万に向かって光が出ていますね。このお話をしましょう。
観無量寿経に、阿弥陀様の光明は、

「遠く十万の世界を照らして、念仏の衆生を摂取(救いとって)捨てたまわず」
と説かれています。

どうしてかと言いますと、念仏以外のの行はどれほどの善根(良い行い)であっても、阿弥陀様の 本願によるものではないから、てらしては下さらないのです。
念仏する者は、阿弥陀様と三つの深いご縁で結ばれています。その三つとは、
 
  一、お念仏を称えると、仏様はこれを聞いて下さる。仏様をと敬い礼拝すると、その私を仏様は     見ていて下さる。また仏様を思うと、仏様もまた私のことを思って下さる。
   
  二、仏様を見奉りたいと思えば、仏様はこちらの思いに応じて、目前に姿を現して下さる。
 
  三、お念仏を常に称えていると、重い罪を除いて、いざと言う時には、多くの菩薩がたを引き連れて 、浄土からお迎えに来て下さる。そして何時も阿弥陀様に守られているから、いろいろの悪行煩悩も
これらの事の妨げにはならない。

このような深いご縁ができるので、念仏する者だけを慈悲の光で照らして下さいます。
この絵に、阿弥陀様の光が四方八方に向かって出ているのは、念仏する人を一人も決して漏らさない
ぞ、ということを表しているのです。

絵画中の当該箇所


本講義で使用しております文章、画像などの転載や引用など一切を禁止します。



Copyright(c) 2005 Kaizenin.Com All Rights Reserved.