この絵には、向かって左に髪を剃り落とし家の外で一心にお念仏を称えている人、中央は髪飾りも付けて、お堂の中で仏様に向かってお念仏を称えている人。右には横になって何もできないがお念仏だけ称えている人が描かれています。

 何を表しているのでしょうか。
 お念仏だけを称える人を、三種類に分けることができるからです。

一、 出家はしないが、真実の心で浄土に生まれたいと願い、先の人ほどの善き行いはでき なくともお堂を建てたり、仏像を作る。そして心身を清め、規律を保ってお念仏に励む人。
二、 雑縁の多い家を捨て、愛欲をも捨てて出家し、ひたすら阿弥陀仏を念じ、いろいろの 善き行いをして、浄土に生まれたいと願う人。
三、

いろいろの善き行いはできないが、真実の心をもって、菩提心を起こし少なくとも十度の念仏を称え、浄土に生まれたいと願う人。

以上の三種類の人がいて、三番目の人は最も劣っているように思えますが、阿弥陀様からご覧になれば、みんな同じく救って下さるのです。

絵画中の当該箇所


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