さて船に乗せて頂いたら、何をすればよいのでしょうか。
回りの景色に気を取られたり、岸辺に見えるいろいろの仏像を拝んだり、俗世間で言う良いことをしようと心掛け実践することも悪くはないが、阿弥陀様の船の中だから、他のものに気を移し余計なことをしないで、阿弥陀様の仰せに従って、次の行いに励むべきです。 もし励めば阿弥陀様は必ず傍について離れずに、私たちのことを思って下さるから心配することなどありません。
この絵を良く見てください。
五人のお坊さんが描いてあります。
一番左の人はお経を読んでいますね。何を読んでいるのでしょう。浄土の三部経を読んでいるのです。
無量寿経、観無量寿経、阿弥陀経を三部経といいます。
次の人は正面におられる阿弥陀様を拝んでいます。立ち上がった姿ですが、これから膝と両ひじを床につけ五体投地の礼拝をしようとしています。
つぎの人は、立ち上がって花を手に持ち、阿弥陀様を賛歎供養しています。
次に座っている人は、合掌して専らお念仏を称えているのです。
一番右の人は、手を合わせることもなくじっと阿弥陀様に目を向けています。阿弥陀様のお姿を初めとして、極楽浄土の有様を心に刻んでいるようです。
五人のお坊さんは、阿弥陀様の仰せを受けて、読誦・観察・礼拝・称・賛歎供養の五つの行いに励んでいるのです。
絵画中の当該箇所
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