光のある生活をしましょう。
光とは「み仏様」の智慧(ちえ)のことです。
智慧の光のささない世界は暗黒の野原を生きるようなものです。
「いのち」の出会いがない・・・
一人ひとりが孤独である・・・
意味もなく動き回るだけの人生になる・・・
さびしさにおののきながら生きる・・・
という人生しかありません。
命と命はただお互い顔を合わせ、身体をぶつけ合うだけでは真の命の出会いではないのです。
「いのち」は、その人の外面と内面、身と心が本当に見える智慧によって「いのち」の出会いは実現するのです。
「いのち」の出会いがないままいきる、それが真の孤独です。
山中で一人住まいをしていても、心を通わす人がいるならば孤独ではありません。
大都会の真ん中に住んでいても、心が通う人がいない人は孤独そのものです。
智慧の光のささない暗黒の野原に、智慧の光となって届けられているのが経典です。
小さな「我」にとらわれて、周りの「いのち」を見失い、結局、自分自身すら見失っている私たちに、み仏は「ただちに来たれ」と呼び続け、お釈迦様は「この道を行け」とすすめてくださっているのです。
(仏教伝道協会刊 らしんばんシリーズより)